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No.1426 くじら軒@センター北2011/12/01 20:10


らーめん くじら軒 横浜
らーめん くじら軒 横浜
ブログをはじめる前に、1度来たかな。

一人できたのか、誰と来たのか。
営業時間
果たして定かではないし、それを確かめる術もない。

たかだか10年来の記憶は、いとも簡単に
おすすめ
無かったかのようにしてしまえるなんて。

いっそのこと、行った事さえも覚えてなければ良かったのに。
麺箱
そのことだけは覚えていて。

こうして、切り取っては撮り。
感謝
撮っては忘れ去ってゆく行為は、食べる事に似て他ならないのであり。
確かに過ぎてゆく時間だけは、裏切らないと信じていながらも
五福星のオヤジさん
そこにいる自分が、既に時を重ねてきた事を知る。

そうして、またしても同じボタンを押している事なんて気がつくはずもなく
券売機
ましてや、メニュー構成など覚えている訳も無く

狩猟本能的な部分がありながらも、
写真
男の方が、執着心や過去を捨てきれないのは何故か?
という自己矛盾に立ち向かっていく中で。

支那そば
支那そば
立ち昇る香りに、海馬の奥からシナプスが隆起する。

母性本能的な部分で、
ドンブリ
女は男を受け入れているのだと知った時。
それが愛情でなく、同情だと

揚げネギに、私が10年来の記憶を
寄り
デジャヴするしかなかった。
宿命的に。

簡単に言えば、この啜り心地のいい麺は
麺
あの日、抱き合った感覚に似ていないか?ということだ。

嗅ぐ事はとても原始的な行為で。
脳に直接的に響く。
肉
私は、忘れてはいなかった。


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